オフィスのウォーターサーバー、お手入れは誰がどこまで?
週1回の当番表と業者に任せる範囲

オフィスにウォーターサーバーを置くと、「お手入れは誰が、どこまでやればいいのか」という問いが出てきます。家庭と違い、使う人が多く、担当も決まっていないことが多いためです。この記事では、社内で行うお手入れの範囲と頻度、業者に任せてよい範囲、担当を決めて続けるための当番表を、アクアクララ千代田のサーバーを例に整理しました。

オフィスに設置されたウォーターサーバー

1. お手入れが止まりやすいのは、仕組みの問題です

お手入れが続かない原因は、担当者の心がけより、担当が決まっていない仕組みにあります。共有の設備は全員が使う一方で、誰の持ち物でもないからです。オフィスでよく起きる3つの状況を見ていきます。

「誰かがやるだろう」で止まる

共有の場所に置かれた設備は、使う人が多いほど「誰かがやっているはず」と考えやすくなります。その結果、受け皿に水がたまったまま数日がたつ、といった状態が起きます。

これは個人の問題ではありません。担当と曜日が決まっていなければ、作業が抜けても気づく人がいないためです。担当を決めることが、お手入れを続ける最初の一歩です。

配送のときに拭くわけではない

宅配のウォーターサーバーでは、配送スタッフがお手入れまでしてくれると思われることがあります。アクアクララ千代田の配送スタッフが行うのは、ボトルのお届けと空ボトルの回収で、サーバーの拭き取りは行っていません。

そのため、日頃のお手入れは社内で行う前提で運用を決めておく必要があります。導入前にこの点を知っておくと、設置してから担当を決め直す手間が省けます。

異動や退職で途切れる

お手入れを一人のご担当者が自主的に続けていた場合、その方の異動や退職をきっかけに止まることがあります。手順と段取りが、その方の頭の中にしかないためです。

続く仕組みにするには、手順と担当を紙やデータで残しておくことが欠かせません。具体的な方法は5章で紹介します。まずは、社内で行うお手入れがどの範囲なのかを確認します。

2. 社内で行うのは、週1回の3か所とボトル交換時の拭き取りです

社内で行うお手入れは、範囲がはっきり決まっています。中心は週1回の3か所で、そのほかはボトル交換時と、汚れが目立ったときに行うものです。

ウォーターサーバーのお手入れ箇所。ボトル差込口はボトル交換時、取水口まわり・水受け皿・本体の外側は週1回、背面と電源プラグは汚れが目立つとき
箇所 頻度 作業 使うもの
取水口まわり 週1回(汚れたら随時) 部品を外して洗い、取水口の内側と外側を拭く 中性洗剤、綿棒、ウェットワイパー
水受け皿 週1回(汚れたら随時) 外して洗い、乾かしてから戻す 中性洗剤、柔らかい布
本体の外側 週1回(汚れたら随時) 表面の汚れを拭き取る ウェットワイパー
ボトル差込口 ボトル交換時 底の部分を拭き取る ウェットワイパー
背面・電源プラグ 汚れが目立つとき ほこりを吸い取り、乾いた布で拭く 掃除機、乾いた布

※ ウェットワイパーは除菌・無香料タイプを使います。キッチンペーパーにアルコールを吹きかけたもので代用できます。

週1回の3か所

取水口まわり・水受け皿・本体の外側の3か所は、週に1回まとめて行います。曜日を1つ決めておくと、当番表にそのまま落とし込めます。汚れが目に付いたときは、その日のうちに行えば十分です。

取水口まわりでは、取水口の先端などの部品を外して中性洗剤で洗い、取水口の内側を綿棒で拭き取ります。外して洗う部品は機種によって異なるため、次の章で機種ごとに整理しています。

ボトル交換時と、汚れが目立つとき

ボトルを交換するときは、差込口の底の部分をウェットワイパーで拭き取ります。差込口の中央にある突起には触れないようにします。交換のついでに行える作業なので、ボトルを交換する人がそのまま行う決まりにすると抜けにくくなります。

背面と電源プラグは、ほこりが付いたときに掃除機で吸い取ります。作業の前にコンセントからプラグを抜き、作業が終わってから差し込むまで5分ほどあけます。濡れた手でプラグに触れないことも大切です。

準備しておく道具

必要な道具は、ウェットワイパー、台所用の中性洗剤、綿棒、乾いた柔らかい布の4つです。作業の前には手を洗います。

どれも一般的な事務用品や日用品で揃います。道具をサーバーの近くにまとめておくと、担当者が探す手間がなくなります。置き方の工夫は5章で紹介します。

3. 機種ごとに気をつけること

お手入れの流れはどの機種も同じですが、取水口まわりで外す部品と、いくつかの注意点が機種によって異なります。アクアクララ千代田が扱う機種を一覧にしました。

アクアファブ、アクアエイト、アクアスリムS、アクアレグノ、アクアウィズの外観
機種 外して洗う部品 外さずに拭く所
アクアファブ 取水口の先端部品(冷水・温水それぞれ)、取水口カバーの下側、水受け皿 取水口カバーとレバー、取水口の内側と外側
アクアエイト・アクアスリムS 取水口の先端部品(冷水・温水それぞれ)、水受け皿 取水口の内側と外側
アクアレグノ 取水口のカバー、水受け皿 カバーを外した取水口、取水口の内側
アクアウィズ 水受け皿 取水口の内側、取水口まわりのパネル

全機種に共通する注意

特に水受け皿は、飲み残しを捨てる場所として使われやすい部分です。サーバーの近くにゴミ箱や流しの案内を置いておくと、受け皿の汚れを減らせます。

アクアファブは、メッキ部分にアルコールを使わない

アクアファブの取水口カバーとレバーはメッキ仕上げです。アルコールやウェットワイパーを使うと、メッキがはがれる場合があります。

この部分は、水を含ませてよく絞った柔らかい布で拭きます。固い布を使ったり、強くこすったりしないことも大切です。レバーに付いている赤と青のリングがずれた場合は、元の位置に戻してから使います。

アクアウィズでドリップコーヒーをいれるときは、取水口から1cm以上離す

アクアウィズでドリップコーヒーをいれる場合は、ドリップバッグを取水口から1cm以上離して使います。お湯を注ぐとコーヒーの粉がふくらみ、取水口に付いてしまうおそれがあるためです。

使ったあとに取水口へ水滴などが付いていたら、その都度、取水口まわりを拭き取ります。社員が好みのドリップパックを持ち寄る使い方については、オフィスの飲み物コストを削減するにはで紹介しています。

それぞれの機種の詳しい手順は、設置時にお渡ししている「お手入れ方法」の資料に写真つきで載っています。

4. 社内でやらなくてよい範囲

サーバーの内部は、社内でお手入れする必要はありません。社内で行うのは、取水口の内側を綿棒で拭くところまでです。内部は、定期メンテナンスで業者側が対応します。

内部は、洗浄したサーバーと機械ごと交換します

ウォーターサーバーの定期メンテナンスは、洗浄したサーバーと機械ごと交換する方式が多く、その場で分解して洗浄する会社もあります。アクアクララ千代田の定期メンテナンスでは、お使いのサーバーを、洗浄したサーバーと機械ごと交換します。交換の周期は、アクアエイト・アクアファブ・アクアスリムS・アクアウィズが2年に1回、アクアレグノが4年に1回です。

メンテナンスの費用は月額料金に含まれています。オフィスの中でサーバーを分解したり、内部を洗浄したりする作業は発生しません。メンテナンスの時期を迎えたお客様には、ボトルのご注文をいただいた際にアクアクララ千代田からご案内しています。

分解や内部の掃除は不要です

ボトルを差す部分の奥や、サーバーの内部を開けて掃除する必要はありません。内部に洗剤やアルコールを入れる作業も不要です。

社内のお手入れは、2章の表にある範囲で完結します。範囲がはっきりしていれば、担当者が「どこまでやればいいのか」と迷うこともなくなります。

気になることがあれば、販売店へ

取水口の先端部品をなくした、水やお湯の出方がいつもと違う、といったときは、アクアクララ千代田までご連絡ください。法人専用窓口は0120-074-032(平日9:00〜17:30)です。

サポート体制を選ぶ段階で確認したい点は、法人向けウォーターサーバーを選ぶときの5つのポイントの「サポート・メンテナンス体制」でも整理しています。

導入前に、機種ごとのお手入れの違いを確かめたい場合は、無料相談でもご案内しています。

5. 担当を決めて続ける3つのコツ

お手入れの範囲がわかったら、あとは続く形にするだけです。特別な仕組みは必要なく、紙1枚と置き場所の工夫で十分に回ります。

当番表を、サーバーの近くに貼る

担当と曜日を書いた当番表を、サーバーの近くに貼っておきます。終わったらチェックを入れる形にすると、作業が抜けた週がひと目でわかります。

週 担当 週1回の3か所 実施日
第1週(月曜) (記入) □取水口まわり □水受け皿 □本体の外側 (記入)
第2週(月曜) (記入) □取水口まわり □水受け皿 □本体の外側 (記入)
第3週(月曜) (記入) □取水口まわり □水受け皿 □本体の外側 (記入)
第4週(月曜) (記入) □取水口まわり □水受け皿 □本体の外側 (記入)

※ 曜日は一例です。ボトル差込口の拭き取りは当番表に入れず、「ボトルを交換した人が行う」と決めておくと運用が簡単です。

担当は、部署やフロアごとに月替わりで回す方法や、総務の中で固定する方法があります。どちらの場合も、担当者の名前を当番表に書くことが大切です。名前が書いてあれば、その週に誰が動くのかがはっきりします。

道具とお手入れ方法の資料を、置き場所にまとめる

ウェットワイパー・中性洗剤・綿棒・布を小さな箱にまとめ、サーバーの近くに置きます。設置時にお渡しする「お手入れ方法」の資料も同じ箱に入れておくと、初めて担当する人も手順を確かめながら進められます。

道具が切れたときの補充先も決めておくと安心です。消耗品の発注を担当する人が、ほかの備品とあわせて補充すれば、別の手間は増えません。

異動のときは、当番表ごと引き継ぐ

担当者が替わるときは、当番表と資料の箱をそのまま引き継ぎます。あわせて、ボトルの注文方法や定期配送の設定も伝えておくと、水まわりの業務が途切れません。

ボトルの定期配送や空ボトルの回収など、担当者の手間を減らす仕組みは、法人向けウォーターサーバー導入ガイドの「担当者の管理コストをカット」で紹介しています。

まとめ:オフィスのウォーターサーバーのお手入れ

① 社内で行うのは、週1回の3か所(取水口まわり・水受け皿・本体の外側)とボトル交換時の差込口
② 配送時の拭き取りはないため、担当と曜日を決めておく
③ お湯を使ってから30分以上あけ、水受け皿に飲み物を捨てない
④ 内部は定期メンテナンスで、洗浄したサーバーと機械ごと交換(2年に1回、アクアレグノは4年に1回)
⑤ 当番表と道具、お手入れ方法の資料をサーバーの近くにまとめる

お手入れの手間も含めて、まずはご相談ください

機種ごとのお手入れの違いや、設置場所に合う機種をご案内します。

無料相談・お見積りはこちら 📞 0120-074-032(平日 9:00〜17:30)